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【学生団体代表者インタビュー第二段】SWITCH9代目代表、横山史人さん

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【学生団体代表者インタビュー第二弾】

今回は学生団体SWITCHの9代目代表の横山史人さんにインタビューしてきました。

代表を務める横山さんのSWITCHにかける想いやSWITCHの今後の展望などを伺いました。

SWITCH入る前にやっていたことを教えてください。

中・高はずっと野球しかやっていませんでした。中学に入って何か新しいことにチャレンジしたくて野球部に入ったら、その中学校の顧問の先生にすごく恵まれて、野球の面白さとか仲間と一緒に勝てる喜びを教えてくれました。その先生は「野球は確率のスポーツだ」って考える野球を提唱していたんですよ。この場面だったらこういうケースがあるよね、みたいなものを黒板とかで解説するんです。過去の事例を学んでからグラウンド出て野球するみたいな、それがめちゃくちゃ面白くて。ただ体を使うスポーツじゃなくて頭を使うスポーツなのだと、野球を理論で教えてくれました。それからのめり込んでいきました。ただ野球をやっていただけだったら、そこまでのめり込んでいなかったと思います。昔から、「考えながら動く」というのは好きでしたね。

大学に入ってから何か始めたことありますか?

6個ぐらいサークルに入ろうと思っていました。大学に入った時、最初にビラをもらったのがSWITCHでした。たまたま、新歓に行ったのがSWITCHとの関わりです。

ーーじゃあ、最初にもらったビラがSWITCHじゃなかったら他のところ行っていたかもしれない?

ーーいや、行ってないです絶対に。実際にSWITCH以外も見ました。6個入って、とりあえずやってみようと思ってやっていたんですけど、思ったほど面白くなくて、あんまり行かずに過ごしていました。だからといって、最初からSWITCHが面白かったわけでもなくて。(笑)

 

では一緒に活動しているうちに何かを感じたんですね。初めのSWITCHの印象はどうでしたか?

この人たちはパリピなのかなと思いました。ゴリゴリからんでくるし、もうやっちまったなって思って。ただそういう人たちがミーティングの場になると真面目にボランティアや支援について話しているの見て、そのギャップがすごいなって思ったのが最初に興味を持ったきっかけですね。ただ遊んでいるだけではなく、やることやって遊んでいるっていうのが普通に真面目な人よりもかっこよく見えました。

初めの印象が変わった大きなきっかけは、毎年8月か9月頃に行うチャリフェスという運動会です。その練習時に、自分の赤チームのリーダーの先輩が自分に話しかけてくださっていたんです。自分はそっけない態度だったのに何回も何回も誘ってくれて、何でこの人こんなに誘ってくれるんだろうって思っていました。でも、「人が変わるきっかけを与えたい」「人が変われるように自分たちも活動したい」っていう思いがあったことをそのチャリフェス当日に知るようになりました。えーーー!!自分のためにこんなにやってくれていたんだ!と思って、一気に好きになりました。

そこからのめり込んでいったんですね。

はい、本当に先輩たちが純粋で人を疑ってないところがいいなと思いました。自分、新潟出身なんですが、東京に来てちょっと疑心暗鬼になってしまって、ちょっとさびれていたというかくすんでいたんです。でも先輩たちを見ていて、「こんなに人を信じていいんだ」「信じたら変わるんだ、変えられるんだ」というのを教わった気がします。

 

チームというのは、運動会をする前から赤とか青とか分かれているんですか?

運動会の23ヶ月前くらいにはもう決まっています。各チームで仲良くなって結束力を高めて運動会で勝てるように。当日だけのチームじゃないので白熱した戦いになるんですよ。チーム数は人数によって毎年変わるのですが、68チームです。違うチームのメンバーとはお互いを高め合う存在でありつつ、最後は自分のチームが勝ちたいと思ってやっています。相乗効果とかシナジー効果というか、いい意味でライバルという感じですね。

 

SWITCH以外の他の参加団体メンバーも各8チームに入ってくるんですか?

そうなんです。そのチームも早いうちから決めて入ってもらうので、そのチームの構成員やお客さんもそのチームに思い入れができるように工夫することで一過性ではないイベントにしています。9月の次は3月にあって年に二回開催しています。3月は学生団体だけで交流目的で、9月は一般のお客さんにも混ざってもらっています。ぜひ、来てください!

あとは5月頃に、毎年変わる年ごとのテーマに沿ってイベントを開催しています。

チャリフェスとは別に、国内にも社会貢献活動をしていて、今年は520日にデジタルデトックスのような「一日携帯を置いて町を探検してみよう」というテーマでウォークラリーみたいなイベントをやる予定です。東京のところどころにチェックポイントを作って、そこを回らないとゴールできない、東京を使った迷路みたいなことをしたいと考えています。企画段階ですけど。スカイツリーとか浅草とか押上とかの下町を中心にやりたいと思っています。というのも、和紙作りとか飲食店とか江戸時代から続くお店があるので、そこを巡って平成じゃなくて昭和、大正、明治、江戸を感じてもらえるような活動にできたらおもしろいかなと。しかもネットを使わずに、自分たちで調べなきゃいけない、人に聞いたりだとかして調べてもらうことで、アナログな旅を楽しんでもらえたらと思っています。今年初の試みです。

以前は山梨県の小菅村っていう過疎地域に泊まりに行って地方を体験したりもしました。普段はなかなか行く機会がない村に行って泊まって、自然を体験したり森の中に入ったり星を見たり、その土地の良さを活かした活動をしていました。

今年は8月頃にある夏合宿のテーマを地方創生にしようと考えていて、今年は石川県の輪島に行って東京では分からない良さを発見しようという計画をしています。輪島塗のお箸の体験、お寿司も美味しいそうなんです。それから、昔ながらの祭りが残っているんです。そこの代表的なお祭りである輪島大祭が日本遺産のうちの1つに選ばれていて、その日程に合わせて行きます。輪島市の若者の数が減少してそのお祭りの若者の参加人数も少なくなっているので、東京の若者が盛り上げたら面白いし、それ自体も地方創生に繋がると思っています。今、石川県のメディアにも取材協力を掛け合っていて、町おこしのモデルケースとして確立したいと思っています。

インフルエンサーになれる人間を団体で育てたいという思いはあります。実際にSWICHに入ることで自分ができることやしたいことを再確認する場所があるので、それが各々の成長やインフルエンサーへの道に繋がっていると思います。今は、メンバー同士で刺激し合って、学び続けられているのがいいと思います。例えば、この人の笑いを取る能力がすごかったらこの人から学ぼうとかこの人のコミュニケーション能力を学んでみようとか、メンバーの中で切磋琢磨しているのがめちゃくちゃいいなって思って。普段から、口酸っぱく言ってきた、「きっかけを届ける」「影響を与えられる人間になる」というのが意識できているのだと思います。

手前味噌ですけど、自分たちの代で変わってきているなというのはあります。今までのチャリフェスは川崎で行っていたのを東京開催にしたんです。みんなに来てもらえるように今年は駒沢の体育館でやります。

 

協賛企業も新しく開拓しているんですか?

はい。協賛企業からは自分たちの強み、活動を聞かれるので、協賛企業の開拓はメンバーの訓練にもなっています。学生団体は資金力が無いので、お金以外のところで何が勝負できるか、本質を考えさせられるからです。ある意味企業よりも自分たちが何を提供できるのかを考えさせられる環境が揃っていると思います。

メンバーみんなにこの考えを浸透させて、メンバーみんなが企業に行けるようにするのが最終目標です。それから営業研修もやりたいと思っています。目的はスキルを磨くというより、考え方を移植するのが真の目的です。それが分かれば、就活も考えやすくなるなと思っています。価値を見出すという点では、自分の人生を楽しむ第一歩だと思いますし。

 

でも、それは横山君も最初からできた訳ではないですよね?

はい。去年の㋄頃の代表の幹部決めの時に、自分は歴代の代表に比べて頭が特段いいわけでもなかったし、突拍子もないアイデア、誰も思いつかないアイデアを出せるわけでもなくて、どういうSWITCHになるんだろうって思っていました。当時はできないことの方が多くて、できることを数えた方が早かったんです。できることは「声がでかい」「自信がないことを自信があるように言えること」「行動力」この三つが僕の取柄でした。スキル的なものは無くて、最初はただのうるさいやつでした。でも、それで勝負していこうと思って、歴代の代表に挨拶しに行きました。自分はこういう人間です、こういう代にしていきたいです、こういう代表を目指しますというのを伝えたのですが、それじゃあ考えてないだろとか、もっと頭を使えとか、厳しめに言われてしまいました。でも唯一よかったことは、僕はつぶされてもすぐ立ち直せる人間だったことです。(笑)それから、どんどん全体が見れるようになっていって行動の幅も広がっていって、こういう考え方も価値を与えられる行動なのではないかと気づき始めて意識するようになりました。

だから、気合だけでやっている一年生を見ると、自分を見ているようですごく応援したくなります笑

 

それはリーダーをやりながら考えていたんですか?

そうですね。

リーダーをするときに常に学び続ける意識をもっていられたことが良かったのだと思います。母親が教員をやっているのですが、その母の言葉で

学び続ける人は崩れない

という言葉があってまさにその通りだなと。武器も何もない裸で戦場に立っていた自分のような男が崩れなかったので。頭が悪くても、学習しよう、学ぼうと思う子はうまく成長していけるというのは本当だなと思います。

 

ストレスで押しつぶされそうになる時には心が崩れそうになることがあると思いますが、それは無かったですか?

めちゃくちゃに言われて、落ち込むことはありました。

歴代の代表の方が勤めている会社に以前渉外に行ったんですけど、けちょんけちょんに言われて、しかも渋谷のど真ん中で。

その時はとてもショックでしたが、いっしょに行ったメンバーと次に生かせることを話し合って、前向きになれたのは良かったです。

その時の問題は、提案が提案じゃなかったことでした。協賛というのはメリットを売り出して成立するもので、それが絶対的にできる根拠を徹底的に洗い出さないといけないところを、お願いするだけみたいな、従来の学生団体の提案に甘んじていたんです。企業、特にベンチャー企業はそういうところに厳しいので、妥協が無くて。当然なんですけど。一旦持ち帰ってよく考えたら、相手にとってメリットが無かったんです。それから、相手に与えられるメリットや価値を深く考え始めました。そこから成功率は上がり始めました。失敗はしても、すべて手応えは感じられるようになりました。去年の11月頃が大変でしたね。

メリットや価値を生み出すというのは団体にも必要で、一人一人の強み、いいところを見出してあげることが大切なので、それを意識して行動できるようになれば強いと思います。認め合って個性を活かしあって。実現できれば強いですね。

 

普段もコミュニケーション取っているんですか?

お互いに影響を受けたら言い合うような文化が、団体内にあります。今年は去年より言い合っていると思います。この前のスタディーツアーでは本音で話し合って、いいところだけでなく指摘もし合いました。

 

他にも今年から入れたルールとかあるんですか?

例年よりも強く、学び続けて新しいことに挑戦することを意識しています。個人で留学やイベントに参加するためSWITCHの活動を休む、という時もお互いに応援し合ったりしています。

 

リーダーを終えるまでに目指すところは?

内部的な目標は過去最強の代にすることです。初めての東京開催、集客人数を最大に、夏合宿を輪島で行う、スタディツアーを一週間から二週間に。その間に地方と都市どちらも、さらに中学校でも計3回運動会を行いました。

 

SWITCHは運動会を軸にしていますが、それには何か理由がありますか?

大学生に運動会がないこともありますが、自分たちでできて、みんなが主人公体験できるのが運動会なんじゃないかと。受け身じゃない方が体験や思い入れが増えるし、人を変える要素が増えていくのが魅力ですね。人は主体的になればなるほど変化できるし、成長できるからこそ運動会はいいですね。今年は今までやったことのない地域へのチャリフェスの普及を目指そうと思って、大阪からチャリフェスツアーというのを組もうと思っています。大阪の学生団体向けに東京の観光をして、最後にチャリフェスをして帰る、というツアーのパッケージを作って100人くらい募集して参加してもらいたいと考えています。大阪の学生団体は東京の団体が何をしているか知りたいだろうし、東京の観光は魅力的かなと。これから、計画を立てていきます。

 

組織的には横山君の下はどうなっているんですか?

まず、代表と副代表がいて、その下に渉外部、企画部、運営部、広報部、ボランティア部がいます。チャリフェスでは部署単位で動きます。最初の企画や計画の火がつくところを僕がやって、火を大きくする作業をみんなでやれればいいなと思っています。

 

もうすぐ10年目と聞きました。どうやったら、そこまで長く続く団体になるんですか?

学生団体って45年目が一番きついと思っていて、理由としては、大学が4年間なので初代が3年で引退して45年目は創設したメンバーがいなくなってしまうからです。その点、SWITCHは上との繋がりが強くて、一年に一回総会を開いて先輩方からアドバイスを頂けたり一緒に考えたりしてくださって、OBOG40人くらい全員で集まってきてくださるんです。知識や経験をお話してくださる先輩との距離が強いのが強みです。去年の12月には初代の方の会社とコラボして発達障がいの方に向けたイベントを作ることができたのですが、そういう繋がりがあったからこそできたことです。「SWITCH100年続かせたい」というのが先輩方からの共通の認識にある、ということがここまで続いている理由ですかね。

 

 

カンボジアに行ったときに日本のどういうところがいいのか聞かれたりしますか?

今年のスタディツアーは見に行くだけじゃなくて自分らも与えられるツアーにしようというテーマがあったんです。去年まではカンボジアの現状を客として知ってそれを持って帰ってくるというのが基本線だったんですけど、今年からは自分たちからも与えられるツアーにしようということでソーラン節を覚えていったり、授業も行いました。行った授業は、音楽と体育です。日本の歌をダウンロードして聞かせたり一緒に歌ったり、一緒に大繩したりしました。あとは日本の雪景色の写真を見せたりもしました。届けられるものを国を越えて行えたら強い団体になると思うので、来年以降も継続させてほしいですね。

 

これから横山君は後輩にも教えていかないといけないですね。

そうなんです、実は今年うまくいかなかったことが1つあって、スタディーツアーに一般客の人も呼ぼうと思っていたのですが、実現できませんでした。来年は一般客の人にもきっかけを届けられるように下の代にバトンを渡したいと思います。来年が10周年ですし、新2年生に活きのいいメンバーが揃っているので楽しみです。

ありがとうございました。

 

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