campus gate|人と人を繋ぐ学生生活応援サイト

人と人を繋ぐ
学生生活応援サイト

お知らせ・ブログ

<学生団体の広報PR活動を定義する>イベントレポート

NEWS -

 

 

 

初めましてこんにちは!campus gateでライターをしているシムラです。

先日、本団体が開催した「学生団体の広報 PR活動を定義する」に参加してきました。

 

このイベントはcampus gateの後援であるナカチカ株式会社とPR事業を中心に展開している株式会社シグナルの共同企画で開催されました。

多くの学生団体が抱える問題として、真っ先に挙げられるのは「人集め」ですよね。それは新メンバーの勧誘であったり、イベントの際の集客であったり、どちらにせよ避けては通れない道です。

 

その解決の糸口として僕たちは、一体、「何を目的に、誰に、何を、どうやって」伝えなければならないのでしょうか?

今回は、そんな学生団体が抱える現実的な問題に立ち向かうため、実際にその道の最前線で活躍していらっしゃる株式会社シグナル代表取締役の草場 大輔さん(以下、草場さん)をメイン講師、株式会社AGENCY ONE代表取締役でありNPO法人・日本リスクマネージャー&コンサルタント協会理事長である荒木 洋二さん(以下、荒木さん)をゲスト講師として「学生団体の広報PRのあり方」について考えていきました。

赤坂見附駅に降り立った僕は、高層ビル群を進んで行きました。「赤坂すごいな空が近いしビルでっけえ…、いやビルでかいから空が近いのか。」と支離滅裂な思いを巡らせつつ、歩くこと10分、会場である赤坂ガーデンビルに到着しました。高いし、でかいし、綺麗だし、見上げると早々に首が痛くなってきたので15階目指しエレベーターへ。このような超高層オフィスビルに足を踏み入れるのが人生初だったのでかなり挙動不審だったと思います。

15階で今回のイベントでナビゲーターをしてくれた大和さんと合流した後、ゲスト講師である荒木さんがミーティングルームに案内してくれ、イベント開始までの少しの間お話させていただきました。(こんなどこの馬の骨とも知らない学生にも物腰柔らかく接してくださいました。)

一通り参加者が揃い、いよいよ開始時刻!というタイミングでメイン講師である草場さんが登場。大和さんの挨拶でイベントがスタート、講師の紹介をした後に参加者8名がそれぞれ自己紹介をしました。

自己紹介の後は、いよいよ今回のイベントのメインである「広報 PR」に関する勉強会に移ります。

まずは、荒木さんの〈広報とはそもそも何なのか〉というお話からです。

 

「広報」では様々な利害関係者とコミュニケーションが重要なポイントになり、日本では主に報道関係者が広報と利害関係にあるようです。

英語で言う[PR-Public Relation]に相当する言葉で、よくセットで使われているイメージがありますが、この2つ、一般的に解釈されている意味とは根本が少し異なるようです。(本稿では、混乱を避けるためほぼ同義として扱います。)

広報としては、マスメディアに報道されると信頼が集まりやすく、実際に情報の信頼度を図る調査では、企業が直接発信した情報でも約7割であるのに対し、マスメディアは約8割の信頼を集めているという結果もあるそうです。

では、広報はどのように報道関係者にアプローチしているのでしょうか?その点も詳しく話してくださったので、簡単に流れを説明させていたただきます。

アプローチの手段は「プレスリリース」と呼ばれる文書です。これは報道機関へ情報提供をすること。「タレコミ」をイメージしていただければわかりやすいかなと思います。「プレスリリース」を報道関係者に伝える方法は、①直接郵送②関係者の集まるプラットフォームに直接投函するのが一般的です。

実はこの「プレスリリース」、書くことさえできれば誰でも投函可能です。(最もプレスリリースを書くことが結構難しい。)

報道関係者もプロなので、公に知られていないことか?や内容の社会性や専門性、テーマは最優先で見られます。内容が良ければ記者の方から連絡がきてなんらかの媒体で世に出ます。また、広報側も特に公に発表してほしいことがあると、日時を決め「記者発表会」を開催し、集まった報道関係者に情報を提供するそうです。

そのほかにも、荒木さんは、実際に記事にもなった事例の「プレスリリース」を見せてくださいました。

僕たちが普段何気なく見ているテレビのニュースや新聞、ネットニュースの裏には広報やそのステークホルダーとの間にこのような情報戦があったんですね~。このご時世、情報の秘匿性やリテラシーは本当に重要なことなんだなと再認識することができました!

続いて、草場さんのお話に移ります。

開口一番、「PRと広告の違いってなんだと思う?」と参加者に質問を投げかけます。僕も色々と考えを巡らせましたが「コレ!」と言った解は導けませんでした。

その問いの答えとして「PR」は「あの人すごいらしいよ」と言うことで、「広告」は「俺ってすごいんだぜ」と言うことだそうです。

「この認識は就活の「自己PR」とかに応用が効きそうだなア」などと心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなくメモ帳に書きつくっていると、次の話題に。

 

草場さんは、僕たちを取り巻くネット社会のことを例にあげ、そこからPRに関しての話に繋げてくださいました。

例として、以前Twitterで「バズった」キッコーマンの豆乳を冷凍庫で冷やし固めて作るアイスが挙げられました。

キッコーマンの豆乳(紅茶味)は冷蔵庫に5本くらいストックしているどうも僕です。そんな諸事情もあり、この話題には引き込まれました。

 

 

豆乳をアイスにすると言うのは、そもそも企業側が仕掛けた戦略ではなく、たまたま消費者が試したことを「いいね!」と思った人が周りに広げていった、いわば副産物のようなもので、まさに現代らしい事例です。

そこに目をつけたキッコーマンからシグナルに「企業としてPRすることに繋げられないか」と依頼が舞い込んだそうです。そこでシグナルは、キッコーマンのTwitter公式アカウントを利用し、その流れを加速させる戦略を提案。商品を凍らせることの安全性を検証したキッコーマンが、ウィットに富んだツイートとともにその情報を流すことで約一ヶ月足らずでフォロワーが18,761人から29,075人まで増え、テレビでも取り上げられるなど大成功を収めました。

 

また、どの味の豆乳が最もアイスにされているのかをツイート数の割合から算出し、商品が陳列される際のバランスを変えるなど情報を最大限活用する「広聴」の考え方も取り入れていることも教えてくださいました。(ちなみに、プレーン、バナナ、マンゴー、紅茶の中で紅茶が一番不人気でした。なんでだ?)

 

 

「広報」と「広聴」。この2つをうまく活用していくことがミソになりそうですね!

「広報 PR」についてだいぶ理解が深まってきたところで質問タイム。参加者から2人の講師に様々な質問が飛びました。とても参考になる充実した時間でした。今回は記事の長さの都合上、特に印象的だった講師のアドバイスを書きたいと思います。

「どのようなことを伝えれば人がイベントに集まってくれるか?」という質問に対する草場さんの回答が蓋し至言だったので、この記事を読んでくれている皆さんに共有したいと思います。

草場さん曰く「5W1H」を意識することが大事だそうです。

具体的にどうするかというと、

情報の受けて側の立場に立って

 

 

「それをすれば何を得られるか?どのように伝えれば来たいと思わせることができるにか?その時の社会情勢はどうか?どこでイベントを実施すれば人は来やすいか?どんな人に来て欲しいか?」

と情報設計を行うことで、受け手の具体的な行動を喚起する組み合わせを考えていくことができそうですね!

加えて、人から人へと情報の連鎖を起こすには、人に言いたくなるようなコンテンツであったりインセンティブが必要になってくることが考えられます。

イベントの終わりには実際に「記者発表会」で使用された18階のオフィスの一角にお邪魔させていただき、集合写真の撮影をしました!

忙しい中、僕たち学生のために時間を割き、このような会を実現してくださった講師のお二人には、本稿をもちまして改めて深謝申し上げます。

今回学べたこと

①広報とは利害関係者とのコミュニケーションであること

②ターゲットを絞ったら5W1Hを考えた情報設計を行うこと

長々とお付き合いくださりありがとうございました!本稿が読んでくださった皆様のご参考になれば幸いです。

  • <学生団体の広報PR活動を定義する>イベントレポート